こんにちは。名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」です。

黒い背景に親知らずが赤くハイライトされた骨格図

「親知らずはいつ生えるの?」「なかなか生えてこないのはどうして?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

親知らずは、ほかの永久歯よりも遅い時期に生えてくる歯ですが、生え始める年齢や生え方には個人差があります。また、親知らずが生えてくる際に、奥歯の周囲に違和感や痛みが生じることもあります。

なかには、親知らずが見えないまま成人を迎え、自分に親知らずがあるのかわからない方もいるでしょう。

この記事では、親知らずがいつごろ生えるのかをはじめ、生え始めたときのサインや注意点、抜歯が必要になるケースについて詳しく解説します。

親知らずとは

レントゲン画像の親知らずを指さす歯科医

親知らずとは、上下左右の一番奥に生える永久歯のことです。正式には第三大臼歯といい、智歯とも呼ばれています。前歯の真ん中から数えて8番目にあたる歯で、ほかの奥歯と同じように食べ物を噛み砕く役割があります。

永久歯は親知らずを除くと28本あり、親知らずが上下左右に1本ずつ生えると合計32本になります。

ただし、親知らずの本数には個人差があり、もともと1本もない方や、1〜3本だけある方もいます。

また、親知らずがあっても、必ず歯ぐきから出てくるわけではありません。一番奥に生えるため、十分なスペースがなく、斜めや横向きになったり、あごの骨の中に埋まったままになったりすることがあります。

親知らずが歯ぐきの中に隠れている場合は、見た目だけではわかりません。親知らずがあるかどうかや、生えている向きは、歯科医院でレントゲン撮影を行うことで確認できます。

親知らずはいつごろ生える?

親知らずと虫眼鏡のイメージ

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半に生えてきます。ほかの永久歯は15歳ごろまでに生えそろいますが、親知らずは永久歯の中で最後に生えてくるため、成人するころに生え始める方もいます。

ただし、親知らずがあっても、必ず歯ぐきから出てくるとは限りません。その理由の一つが、親知らずの生えるスペースです。あごの奥に十分なスペースがないと、親知らずが斜めや横向きになり、途中までしか生えなかったり、歯ぐきの中に埋まったままになったりすることがあります。

20歳を過ぎても親知らずが生えてこないからといって、必ずしも問題があるわけではありません。歯ぐきの中に隠れている場合もあるため、気になる方は歯科医院でレントゲン撮影を受け、親知らずの状態を確認してもらいましょう。

親知らずが生え始めたときのサイン

親知らずが生えてきて痛みを感じる女性

親知らずが生え始めると、奥歯のさらにうしろに白い歯の一部が見えたり、歯ぐきに違和感が出たりすることがあります。また、奥歯の周囲がむずむずするように感じたり、軽い痛みが出たりする方もいるでしょう。

さらに、親知らずが一部分だけ生えている場合は、歯と歯ぐきの間に汚れがたまり、歯ぐきが赤く腫れたり、噛んだときに痛みを感じたりすることがあります。これは、親知らずの周囲に炎症が起きている可能性があるため、注意が必要です。

ただし、こうした違和感や痛みは、親知らず以外の歯が原因で起こることもあります。奥歯の周囲に変化を感じた場合は、歯科医院で親知らずの状態を確認してもらいましょう。

親知らずが生えてきたときの注意点

青空の下のビックリマークの標識

親知らずが生えてきたら、虫歯や歯ぐきの炎症を防ぐために、日頃のケアや口の中の変化に気を配ることが大切です。ここでは、親知らずが生えてきたときに気をつけたいポイントについて解説します。

親知らずの周囲を丁寧に磨く

親知らずは口の一番奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。特に、親知らずが一部分だけ生えている場合は、歯と歯ぐきの間に食べかすや歯垢がたまりやすく、虫歯や歯ぐきの炎症につながることがあります。

歯磨きの際は、歯ブラシの毛先を親知らずまでしっかり届かせ、小刻みに動かしながら丁寧に磨きましょう。口を少し閉じ気味にすると、頬の筋肉が緩み、奥歯の外側に歯ブラシを入れやすくなります。

普通の歯ブラシでは磨きにくい場合は、毛先が小さくまとまったタフトブラシを使うと、奥歯の細かい部分まで磨きやすくなります。

痛みや腫れがある場合は歯科医院を受診する

親知らずの周囲に痛みや腫れがある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。親知らずが生えてくるときの痛みだと思っていても、虫歯や歯ぐきの炎症が原因になっていることがあります。

特に、親知らずが一部分だけ生えている場合は、歯と歯ぐきの間に細菌がたまり、炎症を起こすことがあります。この炎症を智歯周囲炎といい、一度症状が落ち着いても、再び痛みや腫れが出ることがあります。

歯科医院では、親知らずや周囲の歯ぐきの状態を確認し、必要に応じて治療を行います。炎症を繰り返している場合は、抜歯を検討することもあるでしょう。

また、頬まで腫れている、熱が出ている、口が開きにくいといった症状がある場合は、炎症が広がっている可能性があります。症状が悪化する前に、歯科医院で診察を受けることが大切です。

定期的に親知らずの状態を確認する

親知らずは、痛みなどの症状がなくても、歯科医院で定期的に状態を確認することが大切です。口の一番奥にあるため、自分では見えにくく、虫歯や歯ぐきの炎症に気づかないことがあります。

特に、親知らずが斜めに生えている場合は、手前の奥歯との間に汚れがたまりやすくなります。そのままにしていると、親知らずだけでなく、手前の健康な歯にも虫歯ができる可能性があります。

歯科医院では、親知らずの生え方や虫歯の有無、周囲の歯ぐきの状態などを確認します。また、必要に応じてレントゲン撮影を行い、歯ぐきの中に隠れている親知らずの位置や向きも調べます。

親知らずの状態によって必要なケアは異なるため、定期検診を受けながら管理していきましょう。

親知らずは抜歯したほうがよい?

親知らずと抜歯器具

親知らずが生えてきても、必ず抜歯が必要になるわけではありません。生え方や周囲の歯への影響によって、抜歯したほうがよい場合と、そのまま残せる場合があります。それぞれどのようなケースなのか、詳しく見ていきましょう。

抜歯したほうがよいケース

親知らずの抜歯を検討するのは、痛みや腫れを繰り返している場合や、周囲の歯に悪影響を与えている場合です。

例えば、親知らずが一部分だけ生えていると、歯と歯ぐきの間に汚れがたまり、炎症を繰り返すことがあります。このような状態が続く場合は、抜歯を検討することがあります。

また、親知らずに大きな虫歯ができている場合も、抜歯が必要になることがあります。親知らずは口の奥にあるため、生え方や虫歯の位置によっては治療が難しいことがあるからです。

さらに、親知らずが斜めや横向きに生えていると、手前の奥歯との間に汚れがたまり、虫歯の原因になることがあります。親知らずが隣の歯に悪影響を与えている場合も、抜歯を検討する理由の一つです。

抜歯しなくてもよいケース

親知らずがまっすぐ生えていて、上下の歯がきちんと噛み合っている場合は、無理に抜歯する必要はありません。歯ブラシで十分に磨くことができ、虫歯や歯ぐきの炎症がなければ、ほかの奥歯と同じように使い続けられます。

また、親知らずが歯ぐきやあごの骨の中に埋まっている場合も、必ず抜歯するわけではありません。痛みや腫れがなく、手前の歯や周囲の組織に問題が見られなければ、そのまま経過を観察することもあります。

ただし、痛みがないからといって、親知らずに問題がないとは限りません。自分では気づかないうちに、隣の歯に影響を与えている場合もあります。

そのため、歯科医院で診察を受け、親知らずの位置や周囲の歯の状態を調べてもらったうえで、抜歯が必要かどうか判断してもらいましょう。

まとめ

青空の下を笑顔で歩く女性

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半に生えてくる永久歯です。

ただし、生える時期や本数には個人差があり、歯ぐきの中に埋まったまま生えてこない場合もあります。

親知らずが生え始めると、奥歯のさらにうしろに白い歯が見えたり、歯ぐきに違和感や痛みが出たりすることがあります。特に、一部分だけ生えている親知らずは汚れがたまりやすいため、日頃から丁寧に歯磨きをすることが大切です。

また、親知らずは必ず抜歯が必要になるわけではありません。まっすぐ生えて正常に噛み合っていれば、そのまま残せる場合もあります。

一方、炎症を繰り返したり、周囲の歯に悪影響を与えたりしている場合は、抜歯を検討します。親知らずが生えてこない方や、生え方が気になる方は、歯科医院で診察を受け、親知らずの状態を調べてもらいましょう。

親知らずを抜くべきかお悩みの方は、名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、「良い時も、もしもの時も通いたいと思っていただける歯科」を目指して100年の歴史を大切にしつつ、常に良い治療を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病の治療だけでなく、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療やお子さまの診療、審美歯科などにも力を入れています。

当院のホームページはこちら、24時間WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

磯村 直輝

■この記事の監修者

磯村 直輝
経歴
  • 朝日大学歯学部卒業
  • 第一歯科医院勤務、田中歯科医院勤務、藤井歯科医院勤務
  • 藤井歯科医院 畑江分院院長
  • 平成16年8月 磯村歯科医院で父とともに診療開始
所属学会・資格
  • 床矯正研究会会員

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