こんにちは。名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」です。

「根管治療が必要と言われたけれど、費用はいくらかかるの?」と不安に感じる方もいるでしょう。根管治療とは、虫歯などによって歯の神経まで細菌が入り込んだ際に、歯の内部をきれいにする治療です。できるだけ歯を残すために行われます。
根管治療には保険診療と自費診療があり、どちらを選ぶかによって費用だけでなく、使用する材料や機器などにも違いがあります。また、根管治療が終わったあとに土台や被せ物の治療が必要になることもあるため、治療全体でどの程度の費用がかかるのかを確認しておくことが大切です。
この記事では、根管治療の費用を保険診療と自費診療に分けて解説します。それぞれの違いや費用の負担を軽くする方法についても解説しますので、根管治療を受ける予定がある方や、治療費が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
根管治療とは

根管治療とは、歯の内部にある根管という細い管をきれいにする治療です。根管の中には、神経や血管などを含む歯髄があります。虫歯が深く進行して歯髄まで達すると、炎症や感染が起こり、強く痛んだり、歯髄が壊死したりすることがあります。
根管治療では、炎症や感染が起きた歯髄などを取り除き、根管の中を清掃・消毒します。その後、根管内を専用の材料で封鎖し、細菌が入りにくい状態にします。根管は細いうえに複雑な形をしているため、丁寧な処置が必要です。
また、以前に根管治療を受けた歯でも、根管内で再び感染が起きた場合には、根管の中の材料を取り除いて治療し直すことがあります。根管治療が終わったあとは、歯の状態に応じて土台を作り、被せ物で歯の形や噛む機能を補います。
歯を長く使い続けるために、根管治療は重要な役割を担っているのです。
根管治療の費用を保険診療と自費診療で比較

根管治療の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。ここでは、それぞれの特徴と費用の目安について詳しく見ていきましょう。
保険診療の場合
保険診療で根管治療を受ける場合、3割負担の方では、窓口で支払う費用は2,000円〜1万円程度が目安です。
ただし、治療する歯の状態や治療内容、通院回数などによって実際の費用は異なります。保険診療では、国が定めた基準に沿って治療費が決められています。そのため、自費診療のように歯科医院が自由に治療費を設定するわけではありません。
また、根管治療の費用とは別に、診察や検査、レントゲン撮影などの費用がかかる場合があります。そのため、同じ根管治療であっても、患者さんの歯の状態や必要な処置によって最終的な支払額は変わります。
自費診療の場合
自費診療の根管治療の場合、治療費は全額自己負担となります。費用は歯科医院がそれぞれ設定しており、1本あたり5万〜15万円程度が目安です。
ただし、歯の状態や治療内容、歯科医院によって金額は異なります。また、提示されている料金に診察や検査などが含まれているかどうかも、歯科医院によって違います。
そのため、自費診療を検討する際は、根管治療の料金だけを見るのではなく、どこまでの治療が料金に含まれているのかを確認することが大切です。
根管治療の保険診療と自費診療の違い

根管治療では、保険診療と自費診療で費用だけでなく、治療に使用する素材や機器などにも違いがあります。ここでは、それぞれの違いを項目ごとに見ていきましょう。
治療に使用できる素材
保険診療と自費診療では、根管治療に使用する材料や薬剤の選択肢に違いがあります。保険診療では、保険制度で定められた範囲の材料や薬剤を使用します。
一方、自費診療では保険診療のような材料の制限がないため、歯の状態や治療方法に合わせて、幅広い材料や薬剤から選択できます。
治療に使用できる機器
根管治療で使用する機器の選択肢にも違いがあります。保険診療では、決められた範囲で必要な機器を使用して治療を行います。
一方、自費診療では、歯科用CTやマイクロスコープなどを活用した治療を行う歯科医院があります。歯科用CTは歯の根の状態を立体的に確認でき、マイクロスコープは肉眼では見えにくい部分を拡大して確認できます。
このような機器を活用することで、歯の根の状態をより詳しく確認しながら治療を進められます。
費用
保険診療と自費診療では、患者さんが負担する費用に大きな違いがあります。保険診療では国が定めた基準に沿って治療費が決まり、患者さんは年齢や所得などに応じた自己負担分を支払います。
一方、自費診療の場合、治療費は全額自己負担です。また、料金は歯科医院ごとに設定されているため、同じ治療でも受診する歯科医院によって費用が異なります。費用を比較する際は、金額だけでなく、どのような治療が含まれているのかも確認することが大切です。
根管治療の費用負担を軽減するには

根管治療は保険適用で受けられるケースもありますが、自由診療を選ぶと費用が高くなることがあります。そのため、治療費の負担を少しでも軽くしたいと考える方も多いでしょう。ここでは、根管治療の費用負担を軽減するための方法について解説します。
保険診療を選択する
根管治療にかかる費用を抑えたい場合は、まず保険診療で治療を受けられるか歯科医師に確認しましょう。
保険診療であれば、治療費のすべてを患者さんが負担する必要はなく、健康保険の自己負担割合に応じた金額を窓口で支払います。そのため、全額を自己負担する自費診療よりも費用を抑えられます。
ただし、保険診療では、使用できる材料や治療内容などに一定の決まりがあります。自費診療では、保険診療の範囲にとらわれず、使用する材料や治療方法などの選択肢が広がります。
どちらを選ぶか迷った場合は「保険診療ではどのような治療を受けられるのか」「自費診療にすると何が変わるのか」を歯科医師に確認しましょう。
早期発見・早期治療を心がける
虫歯を早い段階で見つけて治療することは、治療にかかる費用の負担を抑えることにもつながります。虫歯が歯の神経まで達していなければ、歯の状態によっては根管治療を行わずに治療できる場合があるためです。
一方、虫歯が深く進み、歯の神経にまで炎症や感染が広がると、根管治療が必要になることがあります。
根管治療を行う場合は複数回の通院が必要になることもあり、そのあとに被せ物などの治療が必要になる場合もあります。その分、治療する範囲が増え、費用の負担も大きくなる可能性があります。
また、初期の虫歯は痛みなどの症状がないこともあります。そのため、痛くなってから歯科医院へ行くのではなく、定期的に歯の状態を確認してもらうことが大切です。気になる症状がある場合も早めに受診し、必要な治療を受けることで、虫歯のさらなる進行を防ぎやすくなります。
複数の歯科医院で見積もりを取る
自費診療で根管治療を受ける場合は、複数の歯科医院で見積もりを取り、費用を比較する方法があります。自費診療には全国共通の料金がなく、歯科医院によって治療費が異なるためです。
ただし、表示されている金額だけを比べるのではなく、その料金に何が含まれているのかまで確認しましょう。
たとえば、根管治療だけの料金を表示している場合もあれば、検査などの費用が別に必要になる場合もあります。また、根管治療が終わったあとに行う土台や被せ物の費用が別途かかることもあります。費用と治療内容の両方を確認したうえで、納得できる歯科医院を選ぶことが大切です。
まとめ

根管治療とは、虫歯などによって炎症や感染が起きた歯の内部を清掃・消毒し、できるだけ歯を残すために行う治療です。費用は保険診療と自費診療で異なります。
ただし、歯の状態や治療内容などによって実際の金額は変わります。また、保険診療と自費診療では、費用だけでなく、使用できる材料や薬剤、機器の選択肢にも違いがあります。それぞれの違いについて歯科医師から説明を受け、治療内容と費用の両方を確認することが大切です。
費用の負担を軽くするには、保険診療を選択するほか、虫歯の早期発見・早期治療を心がける、自費診療では複数の歯科医院から見積もりを取るといった方法があります。
根管治療を受ける際は、治療にかかる費用や内容について事前に説明を受け、疑問や不安があればそのままにせず歯科医師に確認しておきましょう。
根管治療を検討されている方は、名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、「良い時も、もしもの時も通いたいと思っていただける歯科」を目指して100年の歴史を大切にしつつ、常に良い治療を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病の治療だけでなく、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療やお子さまの診療、審美歯科などにも力を入れています。
当院のホームページはこちら、24時間WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

■この記事の監修者
磯村 直輝
経歴
- 朝日大学歯学部卒業
- 第一歯科医院勤務、田中歯科医院勤務、藤井歯科医院勤務
- 藤井歯科医院 畑江分院院長
- 平成16年8月 磯村歯科医院で父とともに診療開始
所属学会・資格
- 床矯正研究会会員