こんにちは。名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」です。

「子どもの歯磨きは何歳から始めればいいの?」「仕上げ磨きはいつまで続ければいい?」など、子どもが小さいときは歯磨きに悩むことが多いのではないでしょうか。子どもが歯磨きを嫌がって思うように進まないとき、無理に進めてもよいのか迷った経験がある方もいるかもしれません。
今回は、子どもの歯磨きは何歳から始めればよいのか、歯磨きを嫌がるときはどうすればよいのか解説します。
子どもの歯磨きは何歳から?

子どもの歯磨きのスタート時期については、多くの保護者の方が疑問を持つポイントです。実は、歯が1本でも生えたら歯磨きの始め時と考えてよいでしょう。個人差はありますが、生後6〜10か月ごろに乳歯の生え始めが見られるのが一般的です。
最初から歯ブラシを使う必要はなく、柔らかいガーゼで歯や歯ぐきを優しく拭き取るケアから始めるとスムーズです。この時期の目的は、歯を清潔にすることというよりは、口の中を触られることに慣れてもらうことでもあります。
子どもが機嫌の良いタイミングで、短い時間から始めるとよいでしょう。
子どもが歯磨きを嫌がる理由

子どもが歯磨きを嫌がる背景には、いくつかの理由があります。無理に続けると、歯磨きがますます嫌なものになってしまうこともあるため、原因を理解してそれぞれに合った対策をとることが大切です。
口の中に刺激を感じる
口の中はとても敏感で、歯ブラシが歯ぐきや頬の内側に触れるとチクチクしたりくすぐったかったり、不快に感じることがあります。特に、毛先が硬い歯ブラシを使っていると、痛みが出ることもあります。
また、歯みがき粉の味を刺激に感じたり、変な感じがしたりして嫌がる子もいます。
こうした刺激を減らすためには、やわらかい毛の歯ブラシを選び、最初のうちは水だけで磨くのもひとつの方法です。歯みがき粉を使うときは、できるだけ子ども向けの甘みのあるものを選ぶと抵抗が少なくなります。
歯磨きを楽しいと感じていない
歯磨きが習慣ではなく、面白くない、面倒だという印象を持っている子どもにとっては、毎日の歯磨きはただのつまらない作業です。特に、自分で磨く楽しさや上達の実感がないと、やらされている感覚が強くなって嫌がる原因となりやすいです。
自分でやりたいという気持ちがある
2〜3歳頃の子どもには「自分でやりたい」「自分でできる」という自立心が芽生えてきます。そのため、保護者の方が仕上げ磨きをしようとすると「自分でやる!」「触らないで!」と強く拒否することもあります。
この時期に無理に押さえつけて磨くと、ますます歯磨きを嫌なものと感じさせてしまう可能性があるため注意が必要です。こういった場合は、まず子どもに自分で歯磨きをさせて、そのあとで「仕上げ磨きをしてあげるね」と伝えることで、子どもの気持ちを尊重しながらケアしやすくなります。
子どもが歯磨きを嫌がるときの対処法

歯磨きを嫌がる子どもは多く、保護者の方にとって悩みの種かもしれません。無理やり磨こうとするとさらに嫌がるようになることもあるため、少しずつ楽しい習慣として定着させていけるように働きかけてあげましょう。
歯磨きの時間を短くする
子どもが歯磨きを嫌がるのは、時間が長すぎることが原因になっているケースが多いです。集中力が続かない年齢では、長時間の歯磨きは大きな負担になります。
時間を短く区切って行うことで、子どもは歯磨きへの抵抗感を少なくしやすくなります。無理に完璧を求めず、子どものペースに合わせて回数を分けることも一つの方法です。
何回かに分けてそれぞれ短時間で終えるように工夫することで、子どもにも保護者にも負担の少ない時間にできるかもしれません。
楽しい雰囲気を作る
歯磨きの時間を楽しいものにすることで、子ども自身が前向きな気持ちで取り組めるようになります。たとえば、お気に入りの音楽や歯磨きの歌を流しながら行ったり、好きなキャラクターが描かれた歯磨きを使用したりするのも効果的です。楽しさを演出することで、子どもは歯磨きを嫌なものと認識しなくなります。
歯科医院のケアや指導を活用する
毎日しっかり磨いていても、100%のケアは難しいものです。そこで活用したいのが、歯科医院で受けられるプロフェッショナルケアです。定期的に歯科医院を受診することで、専門的なクリーニングやフッ素塗布を受けられます。
さらに、歯科衛生士から歯磨き指導をしてもらうことで、自宅でのケアのレベルも自然と向上していきます。歯科医院での体験がプラスの印象になれば、子どもの歯に対する意識も前向きに変わっていくでしょう。
子どもの正しい歯磨きの仕方

子どもの歯磨きで特に重要なのは、仕上げ磨きです。保護者の方には、最低でも小学校中学年ごろまでは仕上げ磨きを続けることが推奨されています。仕上げ磨きをする際は、子どもの頭を自分の膝の上に乗せるように寝かせて歯磨きをすると、視界が安定して磨きやすくなります。
また、子ども用の歯ブラシは年齢や発達に合ったサイズを選ぶことが大切です。1歳前後であればヘッドが小さく、毛がやわらかいものを選びましょう。年齢とともにブラシを変えていくことで、より効率的に歯垢を落とすことができます。
仕上げ磨きをする際のコツ
仕上げ磨きは、子どもが自分で磨いた後に必ず行いましょう。子どもを寝かせて磨くと、奥歯や歯の裏側までよく見えます。歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、小刻みに動かして磨きましょう。前歯の裏側や、奥歯のかみ合わせの部分は特に丁寧に磨くようにしてください。
磨く順番を決めておくと、磨き残しを防ぎやすくなります。
歯磨きをするときに使用するとよいアイテム

歯磨きの効果を高め、子どもが楽しく取り組めるようにするためには、年齢や状況に合ったアイテムを活用することが大切です。ここでは、子どもの歯磨きに役立つアイテムとその選び方を紹介します。
歯ブラシ
最も基本となるのは歯ブラシです。乳児期は、ヘッドが小さく毛のやわらかいものを選び、奥まで届きやすい形状のものが望ましいです。柄が太めで握りやすく、軽いものだと子どもが持ちやすいでしょう。
1歳半ごろからは、自分専用の歯ブラシを持たせることで、歯磨きへの興味を引き出しやすくなります。子ども用の歯ブラシは、月齢や年齢に応じて設計されているため、成長段階に合ったものを都度選び直すと良いでしょう。
デンタルフロス
歯と歯の間は歯ブラシだけでは磨きにくく、汚れが残りやすい部分です。小さなお子さまでも、仕上げ磨きの際にはデンタルフロスを使うことが推奨されています。
最初は保護者の方がフロスを使ってあげることから始め、少しずつ慣れさせるとよいでしょう。無香料ややわらかい素材のものなど、子ども向けの商品もありますので、使いやすいものを選んでみてください。
フッ素入り歯磨き粉
フッ素は虫歯予防に効果的な成分として知られています。特に、子どもの乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいため、年齢に合ったフッ素濃度の歯磨き粉を使うとよいでしょう。
ただし、歯磨き粉を使う際は、年齢ごとに適切な量を守ることが大切です。例えば、3歳未満では米粒程度、3〜6歳ではグリーンピースほどの量が目安です。歯磨きの後は、軽くうがいをする程度にとどめ、フッ素が歯に残るようにすると効果が高まります。
タフトブラシ
タフトブラシとは、毛束が1本だけの小さな歯ブラシです。通常の歯ブラシでは届きにくい奥歯や、歯と歯の間、細かいすき間などをピンポイントで磨くときに役立ちます。
小さなお子さまの口の中はスペースが狭く、ブラシの角度によっては磨き残しが出やすいため、タフトブラシを使うとより丁寧な仕上げ磨きがしやすくなります。毎日の歯磨きの仕上げとして取り入れることで、虫歯のリスクを下げられるでしょう。
まとめ

子どもの歯磨きは、単に虫歯を防ぐためだけでなく、将来的な口腔健康を守るためにも非常に重要です。早い段階から歯磨きの習慣を身につけさせること、歯磨きを嫌がるときには無理せず子どもの気持ちに寄り添った工夫をすること、そして正しい仕上げ磨きやフッ素の活用など、基本を押さえながら日々のケアを積み重ねていくことが大切です。
また、定期的な歯科受診を通じて、専門家のチェックやケアを受けることも忘れずに行いましょう。子どもの健やかな成長と笑顔を守るために、今日からできることを一つずつ始めてみてください。
お子さまの歯磨きにお悩みの方は、名古屋市中区、「上前津駅」「矢場町駅」から徒歩6分、「大須観音駅」から徒歩9分にある歯医者「磯村歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、「良い時も、もしもの時も通いたいと思っていただける歯科」を目指して100年の歴史を大切にしつつ、常に良い治療を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病の治療だけでなく、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療やお子さまの診療、審美歯科などにも力を入れています。
当院のホームページはこちら、24時間WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

■この記事の監修者
磯村 直輝
経歴
- 朝日大学歯学部卒業
- 第一歯科医院勤務、田中歯科医院勤務、藤井歯科医院勤務
- 藤井歯科医院 畑江分院院長
- 平成16年8月 磯村歯科医院で父とともに診療開始
所属学会・資格
- 床矯正研究会会員